相撲

レベル1 (初級)


相撲すもうおおきなひとおおきなスポーツ

相撲すもう日本にほんスポーツです。 とてもふるいです。 日本にほんひと相撲すもう大好だいすきです。 相撲すもう日本にほん文化ぶんかひとつです。

相撲すもうでは、二人ふたりおおきなおとこひとたたかいます。 たたか場所ばしょ土俵どひょうです。 土俵どひょうまるいです。 地面じめんうえにあります。 つちなでできています。

おとこひとたちは特別とくべつふくます。 「まわし」とうものをけます。 まわしはおおきなベルトのようなものです。 シャツません。 くつもはきません。

相撲すもう選手せんしゅは「力士りきし」といます。 力士りきしつよいです。 おもいです。 たくさんべる力士りきしもいます。 「ちゃんこ鍋ちゃんこなべ」をべます。 ちゃんこ鍋ちゃんこなべは、にくさかな野菜やさいはいったおおきななべです。

力士りきし相撲部屋すもうべやんでいます。 そこでます。 べます。 練習れんしゅうします。 毎日まいにち練習れんしゅうします。 あさ練習れんしゅうします。 相撲すもううごきを練習れんしゅうします。 します。 っぱります。 たおれます。 またちます。 大変たいへん仕事しごとです。

試合しあいまえに、力士りきし特別とくべつおどりをします。 たたきます。 あしみます。 しおをまきます。 なぜ?それはうんがよくなるためです。 また、土俵どひょう綺麗きれいにするためです。

そして、たたかいがはじまります。 特別とくべつふくおとこひとが「はじめ!」といます。 このひと審判しんぱんです。 「行司ぎょうじ」といます。 力士りきしはおたがいにはしります。 します。 つかみます。 とうとします。

一人ひとり力士りきしたおれたら、もう一人ひとりちです。 または、土俵どひょうそとたら、けです。 試合しあいみじかいです。 ときどき、五秒ごびょうだけです。

ひとつの大会たいかいに、たくさんの試合しあいがあります。 大会たいかいは「場所ばしょ」といます。 一年いちねんむっつの場所ばしょがあります。 日本にほんのいろいろなまちであります。

相撲すもうにはたくさんのランクがあります。 あたらしい力士りきし一番下いちばんしたからはじまります。 たくさんつと、うえがります。 一番上いちばんうえランクは「横綱よこづな」です。 横綱よこづなはとてもつよいです。 そして、丁寧ていねいで、しずかです。 日本にほんひと横綱よこづな尊敬そんけいします。

相撲すもうはただのスポーツではありません。 ショーのようです。 おそいです。 はやいです。 しずかです。 おおきなおともあります。

外国がいこくひと相撲すもうきです。 外国がいこくから力士りきしもいます。 日本にほんます。 日本語にほんご勉強べんきょうします。 相撲すもう勉強べんきょうします。 日本にほん力士りきしのように生活せいかつします。

相撲すもうるのがたのしいです。 人々ひとびとスタジアムきます。 ゆかすわります。 お菓子おかしべます。 「よし!」とさけびます。 たたきます。

テレビ相撲すもうることができます。 相撲すもうについてむことができます。 相撲部屋すもうべや見学けんがくすることができます。 力士りきし名前なまえおぼえることができます。

相撲すもうおおきいです。 相撲すもうつよいです。 相撲すもう日本にほんです!

レベル2 (中級)


相撲すもう日本にほん伝統的でんとうてきスポーツ

相撲すもう日本にほんでとてもふるくて有名ゆうめいスポーツです。1500年以上いじょう歴史れきしがあります。日本人にほんじん相撲すもう大好だいすきです。なぜなら、相撲すもうスポーツだけでなく、伝統でんとうでもあるからです。相撲すもうにはたくさんのルール特別とくべつ習慣しゅうかんがあります。おおくのひとテレビ相撲すもう試合しあいます。おおきなスタジアムって、実際じっさいひともいます。

力士りきしとは?

相撲すもう選手せんしゅは「力士りきし」とばれます。力士りきしはとてもつよくてからだおおきいです。150キロ以上いじょうある力士りきしもいます。かれらは「ちゃんこ鍋ちゃんこなべ」という特別とくべつ料理りょうりべます。にくさかな野菜やさいはいったおおきな鍋料理なべりょうりです。この料理りょうりべて、もっとつよく、おおきくなります。力士りきしたちは「部屋へや」とばれる相撲すもういえ一緒いっしょ生活せいかつします。毎日まいにちあさはやきて、何時間なんじかん練習れんしゅうします。そして、いえ掃除そうじしたり、たがいにたすけたりもします。

土俵どひょうについて

相撲すもう試合しあいは「土俵どひょう」というまるリングおこなわれます。土俵どひょうつちつくられていて、うえすなけられています。とてもちいさくて、横幅よこはばはたった4.55メートルしかありません。試合しあいまえに、力士りきしたたいたり、あしらしたりします。これは相手あいて敬意けいいあらわ伝統的でんとうてき行動こうどうです。また、土俵どひょうしおいて、きよめます。これらの行動こうどうは、日本にほんふる宗教しゅうきょう神道しんとう」からています。

相撲すもうかた

相撲すもう試合しあいはとてもみじかいです。ときどき、たった数秒すうびょうわります。相手あいて土俵どひょうそとすか、あしいがいのからだ一部いちぶ地面じめんけさせたらちです。相撲すもうにはチームがありません。力士りきし一人ひとりたたかいます。一番上いちばんうえランク力士りきしは「横綱よこづな」とばれます。横綱よこづなになる力士りきしすくなく、とても名誉めいよです。

相撲すもう大会たいかい

日本にほんでは一年いちねんむっつのおおきな相撲すもう大会たいかいがあります。ひとつの大会たいかいは15日間にちかんつづきます。つよ力士りきしたちは毎日まいにちたたかいます。一番多いちばんおおった力士りきしが、優勝者ゆうしょうしゃになります。世界中せかいじゅうからひと相撲すもうます。力士りきしなかには日本人にほんじんではないひともいます。モンゴルアメリカジョージアなどからひともいます。いま相撲すもうは、日本にほんふる伝統でんとう世界せかいあたらしいちからざったものです。

なぜ相撲すもう特別とくべつなの?

相撲すもうはただのスポーツではありません。きびしさ、敬意けいい、そして伝統でんとうまなぶことができます。日本にほんでは、ちいさい子供こどもたのしく相撲すもうをやってみます。相撲すもう日本にほん文化ぶんかにとって大切たいせつなものです。としをとったひとにも、わかひとにも人気にんきがあります。あなたも試合しあいてみたくなりましたか?

レベル3 (上級)


相撲すもう日本にほん精神せいしん

相撲すもう日本にほんにおいてたんなるスポーツすぽーつではない。せん年以上いじょう歴史れきし文化的ぶんかてき伝統でんとうであり、もともとは神々かみがみへの儀式ぎしきとしておこなわれていた。そのため、現代げんだいスポーツすぽーつにはめずらしい数多かずおおくの儀礼的ぎれいてき要素ようそいまなおのこしている。

一見いっけんすると、相撲すもう単純たんじゅんえるかもしれない。まる土俵どひょうなかで、二人ふたり大柄おおがら力士りきしかいい、相手あいて土俵どひょうそとすか、あしうら以外いがい部分ぶぶん地面じめんれさせればちというものだ。しかし、実際じっさいには非常ひじょう複雑ふくざつ競技きょうぎである。相撲すもうにはちからだけでなく、戦略せんりゃくバランス感覚ばらんすかんかく、そして長年ながねんにわたるきびしい鍛錬たんれん必要ひつようとされる。

相撲力士すもうりきし厳格げんかく規則きそくのもとで生活せいかつしている。わかいうちから「部屋へや」とばれる相撲すもう養成所ようせいじょはいり、生活せいかつのすべてを相撲すもう中心ちゅうしんてる。早朝そうちょうから何時間なんじかん稽古けいこし、「ちゃんこ鍋ちゃんこなべ」としてられるこうタンパクたんぱく伝統的でんとうてき鍋料理なべりょうりなかしんとした食事しょくじをとり、年上としうえ力士りきしにはふか敬意けいいしめさなければならない。外見がいけんにもきびしい規定きていがあり、かみまげい、私服しふくであっても伝統的でんとうてき和装わそうけることが義務ぎむづけられている。

取組とりくみ一連いちれん儀式ぎしきからはじまる。力士りきしあしらし、しお土俵どひょうにまいてきよめ、相手あいてをにらみつける。この精神的せいしんてききは、肉体的にくたいてき準備じゅんびおなじくらい重要じゅうようとされる。実際じっさい勝負しょうぶ数秒すうびょうわることもおおいが、その瞬間しゅんかんきわめて緊張感きんちょうかんたかく、わずかなちがえが敗北はいぼく直結ちょっけつする。

相撲すもう一年いちねんとおじて開催かいさいされるろっつの本場所ほんばしょにより構成こうせいされている。力士りきしはそれぞれの成績せいせきおうじて昇進しょうしんまたは降格こうかくし、最高位さいこういである「横綱よこづな」は特別とくべつ存在そんざいである。他の地位ちいことなり、横綱よこづな降格こうかくされることがなく、成績せいせきふるるわなくなった場合ばあいは、みずか引退いんたいすることが期待きたいされている。

相撲界すもうかい日本相撲協会にほんすもうきょうかいによって統括とうかつされており、伝統でんとう保持ほじ力士りきしたちの生活せいかつ管理かんりになっている。近年きんねんでは、モンゴルもんごるハワイはわいなど外国がいこく出身しゅっしん力士りきし活躍かつやくするようになったが、日本人にほんじん力士りきしおなきびしい伝統でんとうまもることがもとめられている。

一方いっぽうで、相撲すもう現代社会げんだいしゃかいなか課題かだいにも直面ちょくめんしている。過酷かこく生活様式せいかつようしき閉鎖的へいさてき組織体制そしきたいせい安全性あんぜんせい平等性びょうどうせいへの懸念けねんなどにたいする批判ひはん存在そんざいする。それでもなお、相撲すもう日本文化にほんぶんかへのふかむすびつきをとうとおおくの人々ひとびと魅了みりょうつづけている。

なま相撲すもうるという体験たいけんは、きわめて印象的いんしょうてきだ。静寂せいじゃくなかはじまり、はげしいつかりいがあり、最後さいごには礼儀正れいぎただしい一礼いちれいめくくられる。そこには、はげしさと敬意けいい絶妙ぜつみょう共存きょうそんしている。

相撲すもう勝敗しょうはいだけをきそうものではない。そこには、規律きりつ名誉めいよ、そして伝統でんとうがある。おおくの日本人にほんじんにとって、相撲すもうきた文化ぶんか象徴しょうちょうであり、時代じだいとともに変化へんかしながらも、過去かことのふかむすびつきをうしなわない存在そんざいである。

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